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アトピーが別の病気を引き起こす?

合併症は皮膚以外の部位にも注意が必要?

アトピー性皮膚炎は皮膚にかゆみや湿疹を伴う病気です。バリア機能の低下やかきむしった傷跡から細菌やウイルスに感染しやすい状態になっています。

そのため、アトピー性皮膚炎によって合併症を引き起こす可能性があるのです。

皮膚だけでなくにも注意が必要。詳細をQ&Aにて解説しています。

アトピー性皮膚炎以外の皮膚病併発について

Q.アトピー性皮膚炎以外の皮膚病を併発することはありますか?

A.あります。
「伝染性膿痂疹」 「とびひ」ともいいます。傷跡から黄色ブドウ球菌、まれに連鎖球菌などに感染し発症します。薄い水泡やかさぶたが次第に広がっていく病気で、抗菌薬による治療が有効です。

  • 「伝染性軟属腫」
    一般的には「水イボ」と呼ばれている病気。ポックスウイルス科に属する伝染性軟属腫への感染によって引き起こされます。
    感染場所として挙げられているのが、肌が触れるプールやお風呂。かいたイボが破れてしまうとウイルスがほかの部分についてしまい新しいイボがどんどんできていきます。
    ピンセットでの除去や軟膏の塗布などで対処できます。
  • 「カポジ水痘様発疹症」
    傷付いた皮膚にヘルペスウイルスが飛び散り、多くは顔に直径2mm程度の小さな水泡ができます。水泡内容から表皮巨細胞の検出とウイルス学の検査が必要。高い熱が出て乳幼児の場合は悪化症状が全身に現れます。
    時には、角膜への感染や眼球結膜を引き起こすため眼科での検査も必要です。

皮膚以外にも気を付けたい目への合併症

Q.アトピー性皮膚炎は目の病気を起こしやすいと聞いたのですが

A.目の合併症で多いといわれているのが、「白内障」や「網膜剥離」です。

  • 「白内障」
    水晶体という目のレンズが白濁し、目がかすんだりぼやけて見えにくくなったりする病気です。太陽や照明などの光が非常にまぶしく感じるという症状も見られます。
    アトピー性皮膚炎が白内障を引き起こす原因の詳細はわかっていませんが、目のかゆみを感じ、かいたり叩いたりするのが要因と考えられています。
    つまり、アトピーの症状が長く続いており顔の症状が良くない場合に合併しやすくなると考えられているのです。
    加齢が原因に比べ、アトピー性皮膚炎が要因の場合は進行具合が早くなります。
    片目だけ発症している場合は気付きにくいことから、顔の症状がひどい、ものの見え方に違和感を覚える人は片方の目を隠して見え方をチェックすると症状がわかりやすくなります。
    ものがかすみ、視力の低下などを感じたら、眼科を受診するようにしましょう。
  • 「網膜剥離」
    カメラに例えるとフィルムの役割を担っているのが網膜です。網膜に映された画像が視神経を通り脳に伝達されるとものを見たことが認識されます。
    網膜剥離とは、この大事な役割を果たしている網膜がはがれてしまう病気です。
    ものをはっきり見ることができず、飛蚊症という蚊が飛んでいるように見えるといった症状が現れます。放置していると失明の可能性も避けられません。
    皮膚炎を目の周りに発症している影響によるかゆみから、目をこすったり、かいたりすることが原因ではないかと考えられています。
    白内障を発症した人がなりやすいともいわれています。思春期を過ぎたにも関わらず目の周りの皮膚炎の症状が良くなく、かいてしまうことも多い人は定期的に目の検診を受けるのが良いでしょう。
    視野が欠けていて飛蚊性の症状がある人は、すぐに眼科を受診してください。
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