温泉療法

温泉療法が効果的な5つの理由とは?

温泉療法」がアトピーに効くといわれる科学的な根拠はありませんが、中には症状が改善した患者さんがいるのも事実です。

「温泉療法」がなぜアトピー性皮膚炎に効くのか、主に5つの理由が考えられています。

まず「殺菌作用」です。アトピーの症状を悪化させている原因のひとつとして黄色ブドウ球菌の増殖が挙げられますが、殺菌作用の高いお湯に浸かると黄色ブドウ球菌の増殖を抑えられると考えられています。

体内の機能低下もアトピーを引き起こす原因とされていますが、温泉に浸かって温まる「温熱作用」も症状の改善に期待ができるのです。

体が温まると血流が良くなり皮膚細胞が活発になるため、皮膚が正常な状態に戻ろうとするといわれています。

温泉に含まれるイオン化した化学成分の影響による「含有化学成分作用」ももたらされるとされています。

浄化作用や保水・保湿作用のほか、皮膚から吸収された化学成分が血液中に入り、細胞を活性化させ皮膚の修復や各機能の改善に良い効果が期待できると考えられているのです。

温泉に浸かると体の表面に圧力(静水圧)がかかって体に負担がかかり、呼吸器官や循環機能の働きが活発になります。

さらに浮力によって全身がリラックス状態に導かれ、精神的にも身体的にもストレスが緩和されるようです。

ストレスもアトピーを悪化させる原因であることから、「静水圧・浮力作用」も症状の改善に効果的とされています。

人間は体の機能が刺激を受け異変を感じると、恒常性機能という体の状態を一定に保とうとする機能が働くのです。

一方、温泉に浸かった時「殺菌作用」「温熱作用」「含有化学成分作用」「静水圧・浮力作用」などの作用を受け、体に変調が見られます。

この「非特異的変調作用」による働きが、体の各機能を活性化させて正常な状態に戻そうとするため、アトピーの改善に効果があるのではないかといわれているのです。

症状の時期により効果のある泉質は異なる

温泉は含有成分の違いによって泉質が分類されます。
効果や効能はそれぞれ異なるため、各々が持つ症状の時期に合った泉質を見つけることが大事です。

比較的かゆみが少ないサメ肌や鳥肌の時期は、汗を出しデトックスをおこなうことを目的とするため特定の泉質はありません。

一番合っているのは自宅のお風呂ではないかと考えられています。

皮膚がごわごわと硬くなっている強い乾燥時期、また乾燥している時期には皮膚を柔らかくすることが最優先です。
乾燥している時期には皮剥けなどが進行するため、「重曹泉」で皮膚代謝を高めるのが第一です。

アトピーの辛い時期とされ、患部が赤く腫れ上がり浸出液が出ている時には「硫黄泉」が良いでしょう。
汚れている患部の殺菌により、黄色ぶどう球菌の増殖を抑制できるとされています。

「温泉療法」は基本的には効果的ですが、アトピー性皮膚炎の症状は人によってさまざま。
泉質と症状が合っていなければ刺激が強すぎてしまい、逆効果になる可能性もあります。

症状の改善を目的とした「温泉療法」を実践するには、専門の医師に相談した上で、自分に合った泉質を見つけるようにしましょう。

尚、効果を得るには、約3~4週間の入浴が必要です。

「温泉療法」で効果があった体験者の口コミ

  • デトックスを意識しながら、毎日鼻の頭からじんわり汗が出てくるまでお風呂に浸かるようにしていました。2ヵ月くらいすると新陳代謝が活発になり肌の調子が良くなった感じです。
  • 最初に医師に相談し、自分に合った泉質を教えてもらいました。殺菌効果があったのか、アトピーができなくなっていったので驚いています。
  • 少し時間はかかりますが、皮膚にごわつきがなくなり柔らかくなっていくのを実感できるようになったのが嬉しかったです。ごわごわの肌に悩んでいた日々を忘れるほど改善されています。
よく読まれているコンテンツ

〈アトピーにも効果的!〉
水素特集

水素は、多くの病気や老化の原因となる活性酵素を体の外へ排出する役割を持っています。肌の奥までしっかりと行きわたった水素のおかげで免疫力がアップし、アトピー肌の改善へと導いてくれるのです。

お風呂に入るのは
アトピーによくない?

いいえ、アトピーを改善するために入浴は必須です。常に肌を清潔に保っていなければ、症状を悪化するばかり。また、アトピー肌の方にオススメな入浴方法として評判の「水素風呂」についても紹介します。